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代替医療の実情~ドイツ・インド編~

ドイツの代替医療


古くからドイツで盛んにおこなわれている代替医療はホメオパシーです。

1800年代に、ドイツ人医師であるサームエル・ハーネマンによって始められた治療法で
現代では多くの地域で行われています。

これは、ある症状を持つ患者に、
健康な人間に与えたら似た症状を引き起こす物質を、わずかに与えることにより、
その症状が改善されるというもの。

ハーネマンがマラリアの治療薬であるキニーネを飲み、
マラリアそっくりの症状が出たことがホメオパシーの理論の根底となったといわれています。

この療法は広く受け継がれ、
多くの医師がこれに似た療法を自ら考案するなど飛躍を遂げていますが、
ホメオパシー自体は科学的根拠が未だに解明されず、
実際の効果を疑問視する医師も未だ多くいるのです。

しかし、「少量の毒により健康を増進する」という考えは、
当時は画期的なものであり、医学に革命を起こしたといっても過言ではないでしょう。
「裏付けはないが多くの患者に効果がある」という代替医療の先がけになったともいえます。

 

インドの代替医療


インドでは、伝統医学であるアーユルヴェーダが盛んに行われています。

アーユルヴェーダとは、アーユス(生命)とヴェーダ(科学)
という2つの言葉が組み合わさってできた言葉で、
中国医学、ギリシャ、アラビア、チベットの医学にも大きく影響を与えたものです。

アーユルヴェーダでは、身体と心と魂を一体ととらえ、
病気はこれらの調和が乱れた状態だとする考えが根底にあります。


最も特徴的なのは、
ドーシャ』と呼ばれるカパ(水)ピッタ(火)ヴァータ(風)の3つの要素が、
人・物・時間・季節・人生などのあらゆる場面において人に影響を与えるとされること。

・カパは結合のエネルギー、
・ピッタは消化・代謝のエネルギー、
・ヴァータは運動のエネルギーで、
これら3つが均等であることが健康、
不均等であることが病気の原因だとされているのです。

そのため、健康の維持はこれらをバランスのとれた状態にさせること、
治療法としては、食事療法やライフスタイルの改善などが主に行われています。

インドでは、科学的根拠があるとされる治療法よりも、
人間の身体と心のバランスを保つことが最もいい治療法だとされているのです。

 

 
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